嫁と姑の同居は何かと揉める要素がたくさんあります。
私の場合は結婚13年目で主人の両親と同居しました。
結局、それが原因で離婚したのですが。
同居した頃はもうすでに3人の子供がいて、主人は長男だったので遅かれ早かれ同居は免れませんでした。
それならまだ主人の両親が元気なうちにと言う事で同居を決意しました。
内心は嫌だったんですが、私も長男の嫁という自覚と一軒家に住みたいという主人の思いで同居へと踏み切りました。
お互い持っていた一軒家とマンションを売り、大きな一軒家を購入しました。
主人の両親は結婚後、一度も引っ越しをしたことがありませんでした。
その時から内心、快く思っていなかったのかもしれません。
今回は私の同居経験から、姑とうまくいく方法はあるのかについてまとめてみました。
嫁姑の同居
子供が小さいうちに同居して助けてくれたら、自分も親が年をいった時に介護できるという話を聞いた事があります。
いきなり、同居して即介護だと自分は助けてもらった覚えもないのに面倒をみる自信もありませんからね。
同居した時は、私も結婚13年目で3人の子供がいて、34歳でした。
その時、姑は66歳でした。
足腰は少し弱っていましたが、気は強くまだまだ口は元気でした。
そして始まった同居。
引っ越しした日の第一声は

私らは、あんたらにおんぶに抱っこさせてもらうから
この時はまだピンとこなかったのですが、後にこの言葉の意味がわかりました。
姑は家事は一切何もせず、ご飯、掃除、洗濯と全てが私の役目でした。
食べた食器すら下げずに上げ膳、据え膳。
1日転んでテレビを見てうたたねしているだけ。

こんなことしてたらぼけてしまうんじゃ?
さすがに私も危機感を覚えました。
あんまり早くにぼけられたら世話をするのも大変だし、まだ子供も小さかったので。
一家に主婦は二人もいらないという昔のことわざがあるので、私はパートに出る事にしました。
でも家事は全て私の役目だったので、1日に5時間だけのパートでした。
私もパートに出るので、子供を見てて欲しいと姑に頼んだところ、大激怒!

何のために同居したと思ってるの!
という返事が返ってきました。
私は心の中で

お互い助けあうためでは?
と思いましたが、姑は自分が楽をするために同居したと思っていたようです。
結局、子供を見てもらう事が出来ずに事情を説明して保育園に預かってもらう事にしました。
でも私が毎日、バタバタしているのを姑は気にいらず毎日嫌味の連続。
主人が帰ってきたら、玄関で持ちうけていて私のその日一日の事を延々と告げ口。
そして主人は私に怒ります。
パートに出なければいけないほど、生活は苦しくなかったので主人もパートには反対でした。

どうしてもパートに出るなら家の事は完璧にしろ!親に迷惑をかけるな!
と言われ、私の味方にはなってくれませんでした。
ある事件が・・・
そしてそんな生活が続いた頃に、ある事件が起こりました。
それは姑がインフルエンザにかかってしまったんです。
私は食欲のない姑に少しでも何か食べさせようとレトルトのおもゆを買ってきました。
それが姑には気にいらなかったみたいです。

私に出来あいを食べさせるつもり!
私はそんな気もなく、ご飯からおもゆを作ったら時間がかかるし、食べるかどうかもわからないので少しの量なら買った方がいいかなって軽い気持ちでした。
それが年代の差かもしれませんね。
そして次の日、親戚から電話がかかってきて「お婆ちゃんに優しくしてあげてね」って言われました。
私は何の事かわからなかったのですが、後でピンときました。
姑は親戚中に私の悪口を電話で言いふらしていたんです。
主人に話しても、聞いてくれないので友達に相談しました。

私だったら絶対離婚してるね
そう言われても子供たちもいるし、私は悩みました。
その時から精神的にストレスを感じて体重が減り始め10kg痩せました。
もうこのままいくともしかしたら死ぬかもしれないと思い、家を出る決心をしました。
家を出る時は自分の働いたお金で出ようと決めていたので、その頃からパートを増やしました。
そして4か月で100万円をためて、子供を連れて家出をしました。
とここまでは、私が離婚を決意するまでの話しです。
今回は姑と同居しても離婚しないでうまくやっていく方法でしたね^^
不仲の原因を突き止める
同居すると、今までと生活のペースも違いますし、考え方も全く違います。
姑がどういう気持ちで主人を育てたかもわからないし、私の子供たちに対する教育の仕方にも疑問があったと思います。
そこで不仲の原因を突き止めて、それを一つずつ解決していくことで離婚しないでうまくいくようにしましょう。
まずは姑の性格を把握することが大切です。
私の場合は、姑が自慢話が好きで自分が一番えらいと思っている事、自己中心的な事、自分が悪いとは絶対認めない事などなど・・・
悪口のオンパレードですが(笑)
私もこれらは分かっていたのですが、いざ同居となると認められなくてつい言い返してしまいました。
その結果が離婚になってしまったのですが、まだ離婚していない人は姑の性格を把握してうまく立ち回るようにしてください。
私の場合で言うと・・・
自慢話をしたい
主人は頭が良く、すごくレベルの高い高校を卒業しています。
姑にはそれが自慢でした。
おじいちゃん(主人の父親)はシフト制の仕事で帰りが色々なので、まるで母子家庭のようだったという話しをよく聞かされました。
なので主人がそんなレベルの高い高校に行けたのは自分の教育の仕方が良かったからだという考えを持っていました。
そういう自慢話をする年寄りはたくさんいると思います。
そんな時は黙って話を聞いて「すごいですね」って同調するのが一番いいと思います。
そこで反論すると、たちまち機嫌が悪くなるからです。
確かに戦後を生きてきた人は、たくさん苦労をしているので自分が一番と思っている人が多いです。
今の日本があるのはその人たちのお陰なのは間違いないです。
だから認めてあげるんです。
年寄りは話をするのが好きですからね。
自己中心的な性格
姑に限らず、どこにでも自己中心的な人はいます。
あまり会わない人なら無視をしていてもいいのですが、同居している姑となるとそういうわけにもいかないですよね。
でも自分が自己中なのかは自分ではわかりません。
私の場合も主人の両親と私たち夫婦の4人で話し合った事があります。
おじいちゃんも主人も姑の事を悪く言いました。
すると姑は泣きながら「どうせ私が悪いんでしょ」って自分の部屋に逃げるようにこもってしまいました。
おじいちゃんが「最後まで話しあおう」と何回も声をかけましたが、部屋から出てきませんでした。
自己中心的な人はそこを指摘されたら、心が折れるんだと思います。
きっと今まで誰にも言われた事がないんですよね。
姑も子供のころに体が弱くて、お医者さんに「長生きは出来ない」と言われて親に可愛がられて育ったそうです。
昔からお嬢様気質だったんでしょう。
自分は大事にされて当たり前だという気持ちが強い人でした。
自分が悪いと分からせることも時には必要かもしれません。
食べ物の好みが違う
ご飯を一緒にしている場合は、食べ物の好みが違うと嫌味を言われたりします。
年寄りはあっさりとして魚がこのみです。
でも私たちは子供もいるし、子供中心のメニューが多いです。
ハンバーグとかオムライスとか。
それが続くと嫌味を言われます。
そんな時は食事を別にしたらいいと思います。
自分の食べたいものを作った方が気を使わなくていいですからね。
最初は文句を言うと思いますが、だんだん諦めて慣れていきますよ。
お風呂の順番
うちの場合は息子がサッカーの少年チームに入っていたので汚れて帰ってきたらすぐにお風呂に入れたかったんです。
でも汚いので、先におじいちゃん、おばあちゃんに入ってもらいました。
姑はお風呂の後で、ご飯を作ったら汗をかいてお風呂に入った意味がないと散々文句を言いました。
その時は無視をしていましたが、今となっては、息子にシャワーだけを先に浴びさせたらよかったと思います。
話し合い
嫁姑問題は、その家ごとに様々です。
一番いいのは話し合いをすることですが、年寄りは頑固なのか話し合いに応じようとしません。
そして自分の非を認めようとしません。
周りもみんな聞いているので、証拠はあるのですがそれでも認めないです。
「いい年した大人のくせに」ってビックリしますが、だんだん年がいくと子供のようになる人もいます。
なので、その人に合った方法で解決することが大事です。
私の場合は光熱費は折半し、食費は自分の家の分だけ、自分で買い物に行って自分で作る。
洗濯は自分ちの分だけする。
掃除は1階は姑、2階は私。
家のローンはうちだけでした。
固定資産税も折半。
そうやって家計費を完全に切り離しました。
ご飯を作るのもキッチンは一つしかなかったので、私が14時ごろから作って冷蔵庫に入れておきました。
後は食べる時にレンジでチンしたらいいだけです。
そしてご飯も2階で食べました。
音がすると食べ物が喉を通らなかったからです。
まとめ
嫁姑問題は永遠の問題だと思います。
どんなにいい姑でも、必ず合わない部分があります。
自分の親でも合わないところがありますよね。
でも自分の親の場合は言いたい事を言えるので、喧嘩になってもすぐに仲直りできます。
姑の場合は、その性格に合わせて対処することが大切です。
「どうして私が合わせないといけないの」ってむかつくかもしれません。
でもどちらかが折れないと、いつまでたっても平行線のままです。
子供がいたらママとお婆ちゃんが仲が悪いと心配しますからね。
せっかく同居するなら、仲良くやっていきたいですよね。
今回の記事があなたの参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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